爪水虫(爪白癬)に関する用語一覧 ※五十音順

爪水虫(爪白癬)に関する用語集

  • 足浴(あしよく)
    足浴(別名:足湯)とは、足だけ入浴する事を言います。
    爪水虫の治療では、足を清潔に保つ事が大切です。
  • アスタット
    アスタットとは、真菌(白癬菌)に有効なイミダゾール系抗真菌薬(外用薬)です。
    一般的には、ラノコナゾールと呼ばれています。
  • イトラコナゾール
    イトラコナゾールとは、真菌(白癬菌)に有効なトリアゾール系抗真菌剤です。
    イトリゾールという内服薬(飲み薬)の主成分として使われています。
  • イトリゾール
    爪水虫に有効な内服薬(飲み薬)です。
    ただし、肝機能に副作用を与えるリスクもあるため、服用期間中は定期的な肝機能検査が必要です。
  • 疥癬(かいせん)
    疥癬とは、皮癬ダニ(ひせんだに)という虫が人体に寄生することで起こる皮膚病です。
    たまに、白癬(水虫の原因)と誤解されている方がいますが、症状も原因も別物です。
  • 外用薬(がいようやく)
    外用薬とは、体の外部に適用する薬のことで、塗り薬などを総称して外用薬と呼びます。
    爪水虫に有効な主な外用薬は、クリアネイルショットとDr.G’s クリアネイルです。
  • カビ
    カビとは、「真菌類」と呼ばれる細微生物の一種です。
    また、微生物が集団を成し、目視できるようになった状態のものをカビと呼びます。
    爪水虫の原因菌である白癬菌もカビの一種です。
  • 肝機能(かんきのう)
    肝機能とは、「代謝」、「解毒作用」、「胆汁の生成・分泌」を促す肝臓の働きの事です。
    爪水虫の内服薬の副作用には、肝機能に障害を起こす可能性があります。
  • カンジダ菌(かんじだきん)
    カンジダ菌とは、白癬菌と同様に真菌の一種ですが、水虫の原因菌ではありません。
    ただし、感染すると水虫と類似の症状を引き起こすことがあるため、慎重に見極めることが大切です。
  • 感染(かんせん)
    感染とは、人や動物、環境(大気、水、土壌など)に存在する病原性の微生物が、人や動物、環境に侵食することです。
    爪水虫の原因である白癬菌も感染力が非常に強いため、自身の健康な爪や家族への感染に配慮しましょう。
  • 漢方薬(かんぽうやく)
    漢方薬とは、薬草などから作った生薬(しょうやく)を複数組み合わせた自然素材の薬です。
    水虫の治療に漢方薬を飲んでいる人はいますが、爪水虫に効果があるかは分かりません。
  • 経口抗真菌剤(けいこうこうしんきんざい)
    経口抗真菌剤とは、抗真菌剤の内服薬(飲み薬)の事です。
  • 顕微鏡(けんびきょう)
    顕微鏡とは、微小な物体を視覚的に拡大し、肉眼で見える大きさにする装置の事です。
    爪水虫の診断では、微量の爪を採取して顕微鏡を使った確認を行います。
  • 根治(こんち)
    根治とは、病気が再発しないように根本から完璧に治すことを言います。
  • 重曹(じゅうそう)
    重曹とは、炭酸水素ナトリウムの事で、医薬・ふくらし粉などに使われています。
    足に漬けることで古い角質を取り除くことが出来ます。
    角質を落とす時に、付着した白癬菌も除去できるため、爪水虫の治療に重曹を使用する患者もいます。
  • 初期症状(しょきしょうじょう)
    初期症状とは、病気が発症した直後、初期段階の症状の事です。
    爪水虫の初期症状では、爪の色が白く濁ったり、白い縦筋ができる等、見た目に影響を与える状態が主な症状となります。
  • 真菌(しんきん)
    真菌とは、カビのことです。
    爪水虫の原因菌である白癬菌も真菌(カビ)の一種です。
  • ゼフナート
    ゼフナートとは、真菌(白癬菌)に有効なチオカルバミン系の抗真菌薬(外用薬)です。
    一般的には、リラナフタートと呼ばれています。
  • 通信販売(つうしんはんばい)
    通信販売(別名:通販)とは、店舗を持たずインターネット等のメディアを利用して商品を展示・販売する販売方法です。
    爪水虫に有効な薬も通信販売されています(クリアネイルショット、Dr.G’s クリアネイル)。
  • 爪白癬(つめはくせん)
    爪白癬とは、爪水虫の別名です。
    爪水虫は、白癬菌が爪に寄生する事で発症するため、このような呼び方をします。
    「爪白線」と誤解される方がいますが、「爪白癬」です。
  • 爪水虫(つめみずむし)
    爪水虫とは、爪にできる水虫のことです。
    足にできる水虫と同様に感染力が強く、完治に時間を要するため、早期に治療を始めることが大切です。
  • テルビナフィン
    テルビナフィンとは、真菌(白癬菌)に有効なアリルアミン系の抗真菌薬です。
    ラミシールという内服薬(飲み薬)の主成分として使われています。
  • 糖尿病(とうにょうびょう)
    糖尿病とは、血液中のぶどう糖の濃度が高くなり、糖をたくさん含む尿を排泄(はいせつ)する病気のことです。
    糖尿病患者は、爪水虫の内服薬に制限があるため、外用薬による治療が主体となります。
  • トルナフタート
    トルナフタートとは、真菌(白癬菌)に有効なチオカルバミン系の抗真菌薬(外用薬)です。
    Dr.G’s クリアネイルという外用薬(塗り薬)の主成分として使われています。
  • 内服薬(ないふくやく)
    内服薬とは、飲み薬の事です。
    爪水虫に有効な内服薬は、ラミシール、イトリゾール、グリソビンFPです。
  • 難治(なんち)
    難治とは、病気が治りにくいことを言います。
  • 白癬菌(はくせんきん)
    白癬菌とは、水虫の原因となるカビの一種です。
    爪水虫は、白癬菌というカビが爪に寄生することで発症します。
  • パルス療法(ぱるすりょうほう)
    パルス療法とは、薬を「服用する期間」と「服用しない期間」を周期的に繰り返す治療法の事です。
    数回服用するだけで、一定期間効果を持続できる薬の場合に、このパルス療法を適用できます。
    パルス療法のメリットは、服用期間を短くして薬の副作用による健康被害を抑制できることです。
  • 肥厚(ひこう)
    肥厚とは、肥えたり腫れたりして厚くなることを言います。
    爪水虫が発症すると、爪が腫れたように分厚くなる事があります。
  • 副作用(ふくさよう)
    副作用とは、その薬に期待する効果とは別に起こる有毒な作用のことです。
    ラミシール、イトリゾール等の内服薬は、肝機能に悪影響を及ぼす副作用が懸念されています。
  • プロポリス
    プロポリスとは、蜜蜂が巣を作るために出す物質の事です。
    プロポリスには抗菌作用が認められているため、水虫対策に愛飲している患者もいます。
  • ペディキュア
    ペディキュアとは、足爪用のマニキュアのことです。
  • 巻き爪(まきづめ)
    巻き爪とは、爪の端が巻いて内側に巻き込んだ状態のことです。
    爪水虫を発症すると爪の形が歪(いびつ)になるため、巻き爪を併発する患者がいます。
  • 末期症状(まっきしょうじょう)
    末期症状とは、病気が進行・深刻化した症状の事です。
    症状が深刻化すると、固かった爪が脆くなり、爪先からボロボロと崩れ始めます。
    場合によっては、爪が浮き上がり、剥がれ落ちてしまう事があるので注意が必要です。
  • マニキュア
    マニキュアとは、手の爪を綺麗に見せる化粧品の事です。
  • 水虫(みずむし)
    水虫とは、カビの一種である白癬菌が皮膚の角質層に寄生することによって起こる皮膚の病気です。
    白癬菌は繁殖力が高いため、皮膚だけでなく爪にも寄生します。
    白癬菌が爪に寄生することで爪水虫を発症します。
    水虫が足に発症するケースが多いのは、白癬菌は高温多湿を好み靴の中で繁殖しやすいためです。
  • やすり
    やすりとは、棒状・板状の鋼(はがね)の表面に小さい突起を刻み、焼入れをしたものです。
    爪水虫を発症した部位を擦り落とす際にも使用されます。
  • ラマストン
    ラマストンとは、佐藤製薬から発売されているゲルタイプの水虫薬(外用薬)です。
  • ラミシール
    爪水虫に有効な内服薬(飲み薬)です。
    ただし、肝機能に副作用を与えるリスクもあるため、服用期間中は定期的な肝機能検査が必要です。
  • 罹患(りかん)
    罹患とは、病気にかかることを言います。
  • ルリコン
    ルリコンとは、真菌(白癬菌)に有効なイミダゾール系抗真菌薬です。
    一般的には、ルリコナゾールと呼ばれています。